2017年10月25日(水)・26日(木)、札幌総合卸センター共同会館にて「図書館のためのブックフェア2017」が開催されました。このブックフェアはTRC（株式会社図書館流通センター）主催で毎年行われているもので、今年は全体で12テーマ約17,300冊あまりの図書の展示が行われました。図書館司書や関係者の方々が実際の書籍を手に取り選書することができる貴重な機会となっています。
今回HOPPA（北海道デジタル出版推進協会）は「北海道の出版社の本」コーナーに、加盟出版社様9社にご協力いただき展示しました。北海道の歴史・アイヌ文化・自然等、様々なジャンルの書籍合計160点ほどの展示を行い、来場者の方々に道内出版物の存在をアピールしました。郷土資料として価値のある書籍がたくさんありますので、道内の公立・学校図書館で選書を担当されている方々からも好評をいただきました。
またブックフェア開催期間中は、図書館流通センター北海道支社1Fに開設されている図書館ショールーム（通常の見学は関係者のみ/要事前予約）の見学会も行われました。こちらのショールームにはTRC電子図書館サービスで全国の公共図書館に納品されているHOPPA加盟出版社の電子書籍の「紙の本」の展示コーナーもございます。他にも新しい図書館づくりに役立つ機材や技術の展示もあり、これからの図書館という空間が持つ可能性も感じました。
